
日本における女性のSRHR(Sexual and Reproductive Health and Rights=性と生殖に関する健康と権利)へのアクセス満足度は、わずか約2割にとどまっています。
これは、多くの女性が「妊娠・出産」以外の領域に関して、十分な医療サポートを受けられていない現状を示しています。
私たちは、婦人科がSRHRのより広い領域――たとえば更年期ケア、ホルモンバランス、デリケートゾーンケア、ウェルネス領域など――に踏み込むことの社会的意義は非常に大きいと考えています。
現在の日本では、こうした分野を求める患者の多くが、
・提供範囲の限られた美容外科での受診
・海外クリニックでの受診
・サプリメントや通販による自己対応
といった“代替手段”に頼らざるを得ないのが実情です。
私たちはこのギャップを埋め、「女性のからだとこころを科学的かつやさしく支える」ことを使命としています。